
シールコート007は常温ガラスとエポキシ樹脂のハイブリッド型のコーティング剤です。
有機と無機のそれぞれの特長を合わせることで、1+1=3となり有機分が無機の接着性や厚塗りができないなどの弱点を補い、また有機の耐候性に弱いなどの弱点を無機ガラス成分が補います。
※注)従来のエポキシ塗装よりは耐候性・防汚性が強いのですが、 テリオスコートなどの完全無機には劣ります。



シールコート007は、鋼材表面はもとより、旧塗膜面、無機ジンク塗面、クリスタルシーラー処理をしたコンクリートなどにプライマーなしで直接塗装でき、 強力に密着するため各種構造物の新設時塗装のみならず、メンテナンスなど広範囲に使用可能。
鋼材、アルミニウム、亜鉛メッキ、無機ジンク塗面、各種プライマー塗装面、既(旧)塗膜面。
| 試験項目 | 結果 | 備 考 | |
| 条件 | 規格 | ||
| 付着力 | 19.0MPa | 鋼材Sa 2.5 | ASTM D4541 |
| 2.1MPa※ | コンクリート、酸、エッチング | ||
| 耐摩耗性 | 53mg減量 | 1kg荷重1,000サイクルsc17wheel | ASTM D 4060 |
| 衝撃試験 | 22In.Lbs | ASTM D 2794 | |
| 4.1n Lbs | |||
| 塗膜伸び率 | 14% | ASTM D 2370 | |
| 耐熱性 | 130℃で異常なし | 乾燥および湿潤状態 | |
※コンクリートの凝集破壊
評価/10:塗膜に異常が認められない 0:全面に甚だしい塗膜欠陥がみられる
詳細はASTM評価基準を参照のこと
耐食性試験:塗膜のスクラッチ部の腐食幅の大きさを評価する
:塩水噴霧(ASTM B 117)
| 試験項目 | 噴霧時間 |
μm | 塗膜状態 | ||
| ブリスター | 発錆 | 耐食性 | |||
| シールコート007 | 1536 | 150 | 10 | 10 | 10 |
| 3050 | 150 | 8MD | 8 | 8 | |
| 5500 | 175 | 10 | 10 | 6 | |
| エポキシ | 1536 | 200 | 8MD | 10 | 10 |
| 3050 | 200 | 8D | 8 | 8 | |
| 3000 | 185 | 10 | 10 | 6 | |
| 5000 | 185 | 4 Few | 7 | 2 | |
評価/10:変化なし 0:全面損傷(24時間暴露)
| 薬品名 | シールコート007 |
厚膜型エポキシ | 脂肪族ポリウレタン |
| カセイソーダ50% | 10 | 10 | 10 |
| 塩 酸 | 10 | 8 | 8 |
| 硫酸93% | 6 | 6 | 0 |
| フェノール | 8 | 2 | 0 |
| 燐酸 | 10 | 2 | 8 |
| アセトン | 10 | 8 | 10 |
| 水酸化アンモニウム | 10 | 10 | 10 |
| エチルアルコール | 10 | 10 | 10 |
| 塗装システム | 結果 |
| シールコート007 | 14% |
| 厚膜型エポキシ | <5% |
| 脂肪族弾性ポリウレタン | <32% |
| 塗装システム | 摩耗量(mg) |
| シールコート007 | 53 |
| 厚膜型エポキシ | 102 |
| 脂肪族弾性ポリウレタン | 60 |
普通:軽工業地帯
苛酷:重工業地帯(腐食性ガス、降下物)
| 塗装システム | 塗装回数 | 耐用年数 | 立地環境条件 |
| エポキシ/ウレタン | 2 | 6〜10 | 普通 |
| 4〜8 | 苛酷 | ||
| シールコート007 | 1 | 7.5〜13 | 普通 |
| 5〜10 | 苛酷 |
塗り替え時期にある鋼構造物の多くは少なからず発錆部がありますが、防錆処理には多くの工数と費用を要し、
また、さびの発錆度合い、あるいは構造上の問題から十分な処理(除錆)ができないことが多く、せっかく塗装しても発錆部の処理が悪いため、比較的短時間で再びその部位から発錆するといったケースがしばしば見られます。
さび安定化防錆処理剤「NK-100」はこのような発錆面に対し、ルーズな浮き錆を除去する程度の下地処理で塗装でき、
且つ「NK-100」は錆層へ奥深く浸透し、同時に錆と化学的に反応結合し、錆を不活性化(安定化)させる、錆面用として開発した新規な処理剤です。
上塗りとしてシールコート007を使用することでより強力な防食作用を発揮します。
| 推奨膜厚 | 15〜20μm | 乾燥時間(指触) | 15分 |
| 理論塗布量 | 0.06kg/m2 | 塗装インターバル | 4時間(20℃) |



■試験体 発錆鋼板SST
■塩水噴霧試験 3160時間 クロスカット法(20年相当)
| 処理剤 | 下塗り |
中塗り |
上塗り |
TP部位 | 塗膜外観 | 2次密着性 /碁盤目 |
総合評価 | |
| さびmm | 膨れ | |||||||
| NK-100 | シール コート007 |
シール コート007 |
×部 | 0.5 | 微細 膨れ |
100/100 | ◎ | |
| 平部 | 無し | 無し | ||||||
| 無し | シール コート007 |
シール コート007 |
×部 | 1.5 | 微細 膨れ |
100/100 | ○ | |
| 平部 | 無し | 無し | ||||||
| NK-100 | 速乾 シアナミド テラスト |
SPマリン ペイント 中塗 |
SPマリン ペイント 上塗 |
×部 | 2.5 | 膨れ | 95/100 | △ |
| 平部 | 無し | 微細 膨れ |
||||||
| 無し | 速乾 シアナミド テラスト |
SPマリン ペイント 中塗 |
SPマリン ペイント 上塗 |
×部 | 5.0 | 膨れ大 | 85/100 | × |
| 平部 | 無し | 膨れ | ||||||
※SPマリンペイントは市販水接触部防錆用塗料
塗膜外観:さび…片巾剥がれmm数 膨れ…目視判定
二次密着性:塩水噴霧試験終了後の碁盤目セロテープ付着試験
